歌とインターネットの話

人の声が最も優れた楽器だと言われているのにはいくつかの理由があると思うけど、やっぱり要因として一番大きいのが「音楽を聴くのは人であり、声を使って歌うのも人」というとこじゃないかと思う。

つまり、人間が何かコミュニケーションする時は声を使う会話が主流なので一番馴染みがある、その声がオーバーに表現、つまり歌うことで強力な主張になる、ということ。

そこに更に音楽という、音階、周波数が人間に与える作用を上手く使って様々な楽器を使いまとめたものが歌のはいった曲。

簡単にいえばそんな感じなんかなとふと思った。

しかしどうだろう?
インターネットが使える機器が普及して、メール、掲示板など人間の声を使わなくてもコミュニケーションがとれる今、これからの時代、歌が持つ力というのは段々薄れていくのではないか?

現在だけの視点でみれば大袈裟な話だと思うかもしれないが、今後どうなっていくかはわからない。


将来声を使うよりも高率よくコミュニケーションがとれる方法が普及して、皆声をださなくなり、歌に魅力を感じなくなっても個人的には構わない。
でも今のインターネットの掲示板みたいな匿名でのコミュニケーションが蔓延するのはごめんだ。

匿名での書き込みというのには勿論メリットがある、軽く情報交換でき、多くの情報を速く手に入れることができる。

しかし、責任が発生しない分その情報が間違った情報であることは多いし、情報交換などとは別の、子供の喧嘩のようなしょうもない口論、何の責任も持たない立場からの汚い中傷、更にはただ鬱憤を晴らしたいがためによく考えもせず汚い言葉を掃き捨てる、など明らかな負の連鎖が簡単に起きてしまう。

おれはああいうのがすごく嫌いだ。
ストレス発散なら運動したり、何か趣味に没頭した方が健全。


ゴミみたいな連鎖はごめんだ。